秋谷ありすの事件簿
???「はぁはぁ……。」
???「これで俺がやったという証拠は無い……。 ハハハッ!……。」
4月9日
桜の花びらがアスファルトの上をピンク色に染める4月……。
そんな色鮮やかな季節とは裏腹に、俺の気持ちはブルーだった。
なぜなら今日は、私立夕凪高校の入学式だからだ……!!
高校入学できたのは良かったが、校長の長ったるい話しは聞きたくなかったからである。
この先どうなるのかなぁ とか考えてる内に高校の門の前まで来ていた。
俺は門をくぐった。
そうすると、誰かが俺の肩を叩いた。
後ろを振り向くと、中学生時代の友人、広崎が居た。
こいつとは腐れ縁…だと信じている。
というか、そうであってほしい。
広崎「よぅ!大樹!」
俺「なんだ、広崎か。」
広崎「なんだ とはなんだ!」
俺「声でかいぞ…;」
この高校の先輩であろうお方に、物凄い殺気とともに睨まれた。
なぜか俺も。
広崎「ぁ…。」
俺「気をつけろ、あほ」
広崎「う、うるせぃ!」
とかまぁ、こんな馬鹿な話しをしてる内にクラスの名簿が書かれた掲示板の前に来ていた。
俺「広崎と一緒だな」
広崎「やったな!」
俺「まぁな」
広崎「ん?ホントはもっと嬉し…」
俺「1-3か。行くぞ」
話しを遮ってさっさと教室に向かった。
教室に入り、しばらくすると爽やかスマイルとともに担任の教師が入ってきた。
適当な自己紹介を済ませると、今度は生徒達に自己紹介をさせるという まぁありふれた展開になった。
皆それぞれ、それらしい自己紹介をしていき、俺は考えていた最短文の自己紹介を済ませると席に着いた。
ここまでは普通だった。
俺の後ろの席…。
すなわち、秋谷ありすだ。
秋谷「事件を見た、聞いた、などのような事があったら私に言って。」
それだけだった。
教室は、氷河期を迎えたようなぐらい室内温度は下がっていった……。
少しして、担任の井谷が、 次の人〜 と言って、教室の空気は動き出した。
終わりのチャイムが鳴り、生徒全員が体育館に向かう。
校長の話しが始まると同時に、俺は眠りについた……。
気がつくと、校長の話しは終わっていた。
そして俺は広崎と帰路を共にした…。
???「これで俺がやったという証拠は無い……。 ハハハッ!……。」
4月9日
桜の花びらがアスファルトの上をピンク色に染める4月……。
そんな色鮮やかな季節とは裏腹に、俺の気持ちはブルーだった。
なぜなら今日は、私立夕凪高校の入学式だからだ……!!
高校入学できたのは良かったが、校長の長ったるい話しは聞きたくなかったからである。
この先どうなるのかなぁ とか考えてる内に高校の門の前まで来ていた。
俺は門をくぐった。
そうすると、誰かが俺の肩を叩いた。
後ろを振り向くと、中学生時代の友人、広崎が居た。
こいつとは腐れ縁…だと信じている。
というか、そうであってほしい。
広崎「よぅ!大樹!」
俺「なんだ、広崎か。」
広崎「なんだ とはなんだ!」
俺「声でかいぞ…;」
この高校の先輩であろうお方に、物凄い殺気とともに睨まれた。
なぜか俺も。
広崎「ぁ…。」
俺「気をつけろ、あほ」
広崎「う、うるせぃ!」
とかまぁ、こんな馬鹿な話しをしてる内にクラスの名簿が書かれた掲示板の前に来ていた。
俺「広崎と一緒だな」
広崎「やったな!」
俺「まぁな」
広崎「ん?ホントはもっと嬉し…」
俺「1-3か。行くぞ」
話しを遮ってさっさと教室に向かった。
教室に入り、しばらくすると爽やかスマイルとともに担任の教師が入ってきた。
適当な自己紹介を済ませると、今度は生徒達に自己紹介をさせるという まぁありふれた展開になった。
皆それぞれ、それらしい自己紹介をしていき、俺は考えていた最短文の自己紹介を済ませると席に着いた。
ここまでは普通だった。
俺の後ろの席…。
すなわち、秋谷ありすだ。
秋谷「事件を見た、聞いた、などのような事があったら私に言って。」
それだけだった。
教室は、氷河期を迎えたようなぐらい室内温度は下がっていった……。
少しして、担任の井谷が、 次の人〜 と言って、教室の空気は動き出した。
終わりのチャイムが鳴り、生徒全員が体育館に向かう。
校長の話しが始まると同時に、俺は眠りについた……。
気がつくと、校長の話しは終わっていた。
そして俺は広崎と帰路を共にした…。
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