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終わった世界の男の子 第一章

[402]  Skip頭脳  2009-06-18投稿
‡終わった世界の男の子 第一章 旅立ち‡


終わった世界、それは何もない世界、そこに一人男の子がいた、その男の子には感情がなかった。 そう、男の子はずっと一人ぼっちだった。いつからだろう、築いたらこの世界にいた。男の子の世界は見渡す限り白しかない世界、無が広がっていた。男の子は一冊の本をいつの間にか持っていた。それにはいろいろな事が書いてあった。楽しい、嬉しい、悲しい、苦しい。男の子には意味が分からなかった。男の子は
興味をもった。本には他の事も書いてあった。生き物の事や、植物の事などの、事だった。しかし男の子はそんな物見た事がないので解らなかった。本の最後のページには
「望めば開かれる、今こそ鎖を壊し夢の国え。」その下には「手を重ねよ」と書いてあった。男の子は決心し、手を本に重ねた。そうすると何と、羽の生えた小さな人が出て来た。その羽の生えた小さな人が言った。「あなたを夢の国え、お連れします。」とニッコリ微笑んだ。そのとたん、目の前が光り、霧に包まれた。


終わった世界の男の子
第一章 旅立ち 終り 第ニ章に続く。

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