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悪夢第ニ夜

[630]  Night  2009-06-27投稿
第ニ夜〜廃墟〜
「俺ん家の近くに、廃墟になったばっかの病院があんだけど、お前も一緒にくる?行くよな!」
「あ〜べつにいいよ」
俺の名前は矢野健二。大学生だ。今度友達と肝試しに行くことになった。世間が騒いでる霊の現象なんか、学校で習った知識で簡単に起こせるから、小さい頃から「くだらない」と思ってた。だから今回、OKしたのだ。
〜夜9:00〜
結果俺を含め、5人で行く事になった。
「よっしゃ、じゃー行きますか!」
友達の西村はやけにテンションが高い。
中に入ってみると、さすがに俺でも嫌な気分になった。
しばらくすると、長い階段があった。上に行くと病室があり、廊下一面には、血や何かの液体などが、異臭を漂わせていた。
「帰ろうよ〜」
一緒に来ていた女が言ったその時
「カエラセナイ」
どこからか声が聞こえた。皆黙った。
〜沈黙数分後〜
バタン バタン ガシャ
その時俺は、初めて幽霊の存在を信じた。
今俺達は閉じ込められた。悪霊だか何だかはからないが、とてつもない力によって。
下に続く。

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