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短気で不器用な俺〜七〜

[428]  NIGHT  2009-07-22投稿
やっと家に着いた俺は、また家の真ん中に倒れた。
何時間寝たかわからない。目覚めたのは夕方頃。インターホンの音でだ。
(誰だよったく)心の中で呟いた。
俺はドアを開けた。
「何で?」
そこには前田美樹がいた。「急に来てゴメン。突然帰ったから心配で・・・大丈夫?」
「何で俺なんかの心配すんの?べつに・・・」
(またかよ)
俺は、そう思いながらまた倒れた。
今度は夜だ。ベッドの上にいた。横には前田がいる。「あっ、やっと起きた。大変だったんだからね」
「ここどこだよ」
「病院だよ。黒沢さんが急に倒れたから」
昨日俺は刺されたらしい。きずかなかった。いろんな痛みで。俺は、かなりの重傷らしい。
「だから、何で俺何かの心配すんの?」
「私、本当は」
ガラガラ
「黒沢さん大丈夫っすか!」
登場が遅くなったが、後輩の野田晃だ。
(タイミング悪)
「たいしたことねーよ」
「よかった。俺本当心配でしたよ」
「あの、私帰るね。バイバイ黒沢さん」
「あー」
〜数分後〜
晃も帰り、また俺は寝た。

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