(ID:54199) - 携帯小説！(スマートフォン版)

彼女は会社の人達から、疎まれている
仕事が出来ないという、根本的な問題もあるが、それだけではない‥‥
彼女は‥‥存在自体が、異質だった
組織に属するには、あまりにも、常識からずれている
私も皆と同じように考えていた
‥‥のだが、最近気がついた
私は‥‥彼女と似ている容姿ではない
一応それなりの常識もある
会社の人も仲良くしてくれる
でも‥‥気がついてしまった‥‥
頭の構造が似ている‥‥ように思えてならない
なぜなら、私はとある精神疾患で通院をしているのだが、その症状‥‥
私が会社で隠すのに、懸命な、その症状を、彼女は、当たり前のように行動するのだ‥‥
当たり前のように‥‥
自然体で‥‥
何もきにしないで‥
私は‥‥それが許せない耐えられない
ただただ哀しい
何故‥‥何故と‥‥
どこかで私も誰かに、見抜かれている
彼女と同じなら、必ず誰かに気付かれている‥‥私は彼女と同じだ‥‥