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友達以上恋人未満

[464]  AZU  2009-08-11投稿
杏里は、ニヤニヤしそう言った。
「どこがぁ?!」

そんな会話をしてあたし達は、校舎へと向かった。

教室に着くと、いつもどうり騒がしい教室。

あたしと杏里のクラスは、3組で、光輝が2組だ。

「早瀬さーん、呼んでるよー」

学級委員の確か…伊藤さんがそう言った。

後ろドアのを見ると、光輝ともう一人の幼なじみの佐伯 優介がいた。
二人は、この学校の中でもものすごくモテる。
あたしは、どうしてモテるのか正直わからない。

「類ーー、辞書貸して!」

と、叫ぶ光輝。

その瞬間、女子達は黄色い声をあげた。

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