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青い瞳の転校生 第7話

[353]  内田俊章  2009-08-12投稿
転校生 7

 「ユウジ?そんなに緊張しないで下さい」

 「そうだよ勇二。隆だって昨日の帰りに、初めてスージーと話をして、真っ赤だったんだから!」

 ひとみが助け船を出すと、頭をかきながら、隆が言った。

 「ごめん勇二。俺も同じだ!」

 隆は素直に謝った。

 「スージー。こんな2人だけど、隆と勇二を、改めて宜しくネ!」

 ひとみが言うと、周りからドッと笑いが起きた。


 隆と勇二は、クラスのリーダー格。

 とは言っても、イジメもしなければ、威張る事もしない、仲の良いクラスである。

 ただ、何をするにも、彼ら2人が中心で、反対意見が出たりすると、不機嫌になったりもする、少々、我がままなリーダーである。

 その辺を心得ているひとみは、スージーがクラスに溶け込むには、まず彼らと仲良くさせる事と、分かっていた。

 そして、彼ら2人に、正々堂々と意見が出来るのは、自分だけとの、自覚もひとみは持っていた。

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