携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ファンタジー >> ユニゾンハーツ ?−2

ユニゾンハーツ ?−2

[384]  ラスティ  2009-08-17投稿
裕也は僕たちに歩みよりながら銃をしまってしゃがみ込んだ。

裕也
「妙な気配を感じて来てみれば……ひき逃げ事件の犯人に会うとはな」

達也
「一人で来たのか?」

裕也
「いや、もう少ししたら会長たちも来るはずだ」

そう言うと裕也は美奈に目を向けた。
おもむろに裕也は美奈の頭に手を乗せると小さく囁き、手に光が灯った。
光が収まると美奈は糸、切れた人形のように僕の方へ倒れ込んできた。

達也
「何をしたんだ!?」

裕也
「眠ってもらっただけさ」

そう言った時だった。足音が聞こえ、見るとそこには会長たちがいた。

真司
「大丈夫だったか?桐原君?」

達也
「会長……」

ヒビキ
『クソ会長!!あんた、関口が犯人って分かってたんでしょう!なんで教えなかったのよ!!』

真司
「すまないな……まさかこんなに早く妹さんを狙って来るとは思っていなくてな」

そう言うと会長は‘すまない,と頭を下げて謝った。


『あの…真司もこう謝っていますから許してもらえませんか?ヒビキさん?』

ヒビキ
『うっ……わ、わかったわよ』

梢さんに免じて会長を責めるのを諦めたみたいだ。
それにしてもヒビキを丸め込むなんて梢さんって本当にすごいな……
その時、ミサキが何かに気付き会長に言った。

ミサキ
「会長!あれ……」

会長
「どうした!」

僕たちがミサキが言うほうを見た。
そこにはさっき、裕也に銃で殺されたはずの関口が立っていたのだ。

関口
「邪魔…ヲ……スルな!!」

そう叫ぶと関口の身体がみるみるうちに変化していった。

バキッ! バキッ! バキッ!

怪物に変貌した関口はすでに人間の姿はもう残ってはいなかった。

関口
「オオォオォオオォ!!」

真司
「くっ!ミサキ、おまえは桐原君たちを守れ!
裕也、リティア!行くぞ!!」

裕也&リティア
「了解!!」

そう叫ぶと3人は武器を取り出すと怪物になった関口に向かって行った。

感想

感想はありません。

「 ラスティ 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス