携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> アドベンチャー >> ポジティブ・アクション37

ポジティブ・アクション37

[595]  ミシェル  2009-08-18投稿

一台のイエロータクシーが、一軒の住宅の前に停まった。

やがてそのドアが開かれるとそこから2人の男女が姿を現し、2人はその間々目の前の住宅に向かって歩き出した。

「ふぅ、久しぶりだな」

スティーブはそう呟くと、ゆっくりとインターホンを押した。

「ふふっ、どんな人なんだろ」

メアリーは期待に胸を膨らませながら、スティーブの横で待ち構える。

すると10秒程経った時、目の前の扉がゆっくりと開かれた。

「来たのね」

そう言って2人の前に現れたのは、白いワンピースを着たブロンドの女性であった。

「久しぶり“姉さん”」

スティーブは満面の笑みで彼女に微笑む。

その女性も彼に微笑み返すと、スティーブの隣りに立つメアリーを不思議そうに見つめる。

そんな彼女の様子にスティーブはすかさず、

「ああ、こいつは俺の相棒のメアリーだ」

するとメアリーは微笑みながら、

「初めまして。メアリー・スミスです」

彼女も微笑むと、メアリーに手を差し出した。

「私はジュリー」

メアリーはそのジュリーという女性の手を握り、2人は握手を交わした。

そうして2人は、スティーブの姉であるジュリーという女性に導かれてそのまま家の中へ入っていった。

そのスティーブの姉であるジュリーという女性は、とても知的な瞳を持つ綺麗な女性であった。

また、身長は大体174cmくらいで長身である。

やがて三人はリビングへと来ると、突如と一人の少年がスティーブに駆け寄った。

「あっ! 叔父さん! ひさしぶり!」

「おぉアンディ! 元気にしてたか!」

そのアンディという少年はスティーブの胸に飛び込み、スティーブはそのままアンディを抱き上げた。

「ママ! やったぁ! 叔父さんが来たよ!」

アンディは叔父との再会に喜びながらスティーブの温もりに浸る。

「さっ、そこのソファーに座りな」

メアリーはジュリーに言われたようにソファーに腰を下ろすと、彼女に続いてスティーブもアンディと一緒にソファーに座った。

続く

感想

感想はありません。

「 ミシェル 」の携帯小説

アドベンチャーの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス