群青色の彼方に・・・02
戦争が始まって何分たったのだろうか?
気づいたら基地の近くまで飛んできていた。
「こちら三波、管制塔着陸許可を求む」
「こちら管制塔、着陸を許可する。三波よく帰ってきた。」
いつも通りに高度を下げて着陸する。
いつもなら徳原の機体が前に見えるのだが・・・
機体から降りると1人の男が声をかけてきた。
昔の三波の相棒、平井 俊也だった。平井は今この基地の整備士をやっている。
「よぉ相棒!歳とっても腕は落ちてねぇみたいだな!」
「相変わらずおしゃべりだな。それが部下が死んだ隊長にかける言葉か?」
「悪い悪い。また会えたと思うと嬉しくてさ。さすがに帰って来ないかと思った。」
「そう簡単に死んでたまるか。」
「相変わらず自信たっぷりだな。もう37なんだから降りたらどうだ?戦闘機」
言い返す言葉が無かった。部下を守れない隊長なんてもう退役すべきなのかも知れない。
「そうだな。戦争終わったら退役するか」
「一緒にのんびり整備でもしようぜ!」
「全く、陽気な野郎だ。」
すると、放送が流れた。
「三波大尉、至急会議室まで出頭せよ。」
「またな俊也。」
「じゃぁな相棒」
会議室には防衛省から何人か来ていた。
今日あった事、北朝鮮がFー15や潜水艦を所持している事、全てを話した。
事情聴取が終わった頃には日付が変わっていた。
三波には1人の子供と妻がいる。
近々休暇を取って会いに行くとするかと思いながら眠りについた。結局しばらくの間、休暇なんて取れるはずもない状況になってしまうのだが・・・
気づいたら基地の近くまで飛んできていた。
「こちら三波、管制塔着陸許可を求む」
「こちら管制塔、着陸を許可する。三波よく帰ってきた。」
いつも通りに高度を下げて着陸する。
いつもなら徳原の機体が前に見えるのだが・・・
機体から降りると1人の男が声をかけてきた。
昔の三波の相棒、平井 俊也だった。平井は今この基地の整備士をやっている。
「よぉ相棒!歳とっても腕は落ちてねぇみたいだな!」
「相変わらずおしゃべりだな。それが部下が死んだ隊長にかける言葉か?」
「悪い悪い。また会えたと思うと嬉しくてさ。さすがに帰って来ないかと思った。」
「そう簡単に死んでたまるか。」
「相変わらず自信たっぷりだな。もう37なんだから降りたらどうだ?戦闘機」
言い返す言葉が無かった。部下を守れない隊長なんてもう退役すべきなのかも知れない。
「そうだな。戦争終わったら退役するか」
「一緒にのんびり整備でもしようぜ!」
「全く、陽気な野郎だ。」
すると、放送が流れた。
「三波大尉、至急会議室まで出頭せよ。」
「またな俊也。」
「じゃぁな相棒」
会議室には防衛省から何人か来ていた。
今日あった事、北朝鮮がFー15や潜水艦を所持している事、全てを話した。
事情聴取が終わった頃には日付が変わっていた。
三波には1人の子供と妻がいる。
近々休暇を取って会いに行くとするかと思いながら眠りについた。結局しばらくの間、休暇なんて取れるはずもない状況になってしまうのだが・・・
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