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「 」

[439]  2009-08-22投稿
はじめまして、私はSFのジャンルで小説を書いているのですが、行き詰まってしまいました。

この作品はただの思いつきです。
気が向いたら、観てください。








俺は今、医療機関の問題を身を持って感じている。

と言っても俺は医者でも看護士でもない、むしろ逆、世話になる立場の人間だ。

まぁ、問題と言っても衛生的や管理といった死角問題じゃない。

だからと、放って置いて良い問題でもない。





問題に直面したのは、今から一時間程前。




夏休みにも関わらず、病院のベッドの上で高校野球をテレビで見ていた。

本当なら今頃は、太平洋を真下に控えた飛行機の中だったのに。

つい二日前、盲腸炎で入院してしまった。

親はというと、キャンセル代が勿体ないから行ってくるね。
なんて、病人の看病もしないでハワイに向かってしまった。

残念と言えば残念だが、少しホッとしている。

初めての旅行が国外というのは、結構戸惑った。




そんな訳で病院で独り寂しくテレビを見ていた。



問題は俺が寝ている間に発生した。



テレビは付けっぱなしで、ホームランの歓声で目が覚めた。

ふと寝返りをうつと、隣のベッドのカーテンが閉まっていた。

新しく人が入院したんだろう、まぁ、気ままには出来なくなるが、暇はしないで済みそうだ。

そう思ってカーテンを開いてしまった。










そこには、着替え途中の女性が居た。












「 」

お互いの視線が重なる。

ヤバいと思っても、体が動いてくれない。

「スッ、スッ、スッすみませんでした!」

やっと言えたのは、謝罪の一言だけ。


「えーーーーーーー!?」

と、心の中で叫んだ。

感想

  • 18756: うわぁ…普通に有りそうなお話ですねぇ [2011-01-16]

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