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ユニゾンハーツ ?−3

[331]  ラスティ  2009-08-23投稿
ミサキ
「桐原さん!こっちへ!!」

達也
「う、うん…!」

ミサキさんに呼ばれ僕は美奈をおぶって、ミサキさんがいる場所へ向かった。

ミサキ
「私から離れないでください。……光の精霊よ…今、我らを守る盾となれ……」

そう言うと光が僕たちを包むように僕たちの周りを包んだ。

達也
「これは……」

ミサキ
「結界です。この中にいれば大丈夫だと思います……」

ミサキさんは僕にそう言うと戦っている会長たちの方を見た。


………………

…………

……


裕也
「ッ!……実弾が通らない?!なんて硬い障壁なんだ!」

真司
「くっ…仕方ない!梢、ユニゾンするぞ!リティア!」

リティア
「はい!分かってます!フェイ!」

フェイ
『わかったわ!リティア!』

そう言うと会長とリティアの足元に魔法陣が広がった。

真司&梢
『「我らの魂を一つに……ユニゾン!!」』

リティア&フェイ
『「我らの心を一つに……ユニゾン!!」』

その詠唱とともにシャドウ・スピリットの梢とフェイはファクターである真司とリティアと一つになっていった。

真司
「俺が障壁を破る!
裕也!リティア!障壁が破れたら集束魔法を撃て!いいな!」

裕也&リティア
「了解!!」

そう言うと真司は怪物化した関口に向かって行った。
その間、裕也とリティアは集束魔法の準備をしていた。

裕也
「数多なる氷撃よ……無慈悲なる咆哮を受けろ!!」

リティア
「七つの煌めきよ…今、一つとなりて悪しき敵を撃つ光となれ!」

二人の詠唱が終わると真司は関口に向かって行った。
その間に障壁を破るための詠唱を開始した。

真司
「吹き抜ける風よ……我が刃に集いて裂刃と成せ……エア・スマッシャー」

そう唱えると真司は一気に関口に詰め寄り上段から切り裂いた……はずだった。

ガキン!!!

真司
「!!」

切り裂いたと思った関口は平然と立っていたのだ。
どうやら障壁に少しひびが入っただけのようだ。

関口
「僕…ハ…死なナイ!!」

裕也
「それは!」

リティア
「どうでしょうか!」

そこに待機していた二人が集束魔法を放った。

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