携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ファンタジー >> ユニゾンハーツ ?−2

ユニゾンハーツ ?−2

[334]  ラスティ  2009-08-23投稿
真司
「大丈夫か?桐原君」

達也
「おかげさまで」

ベットに座りながらそう言うと僕は会長たちに気絶してからのことを聞いてみることにした。

達也
「あの〜なんか丸一日、寝てたって聞いたんですけど……」

真司
「ああ、気持ち良く眠っていたよ」


『寝顔、可愛かったですよ。達也君』

梢さん、そんなチェックいりませんよ。
ていうか家にずっといたのかこの人たちは……

達也
「ずっと家に居たんですか?」


『達也君たちの事もあったからね……迷惑だった?』

達也
「そんなことはないです!」

首を傾げて聞いてきた梢さんに僕は顔を横に振りながらそう答えた。

真司
「さてと…そろそろ本題に入ろうか」

ヒビキ
『何のよ?』

真司
「事件の詳細と…あと桐原君がパラディンに入るかどうかの返事を聞かないとな」

そう言うと会長は勉強机の椅子に座り、裕也とリティアも床に座った。
会長は真剣な顔をしながら事件の詳細について喋り始めた。

真司
「事件の詳細についてだが……関口隆志は死亡。
身体を調べたところ脊椎から妙な生物が見つかった」

達也
「生物?」

真司
「ああ……リティア、写真は持ってるか?」

リティア
「はい……どうぞ会長」

そう言うとリティアは手に持っていた封筒から一枚の写真を出した。
その写真にムカデのような虫が写っていた。

達也
「これが……その生物ですか?」

リティア
「はい。その生物が関口隆志の脊椎に張り付いていたんです」

達也
「そいつに操られてたの?」

リティア
「い、いえ…詳しく調べたところそうじゃないみたいなんです」

達也
「え…じゃあ…操ってたの?
その生物を?」

裕也
「察しがいいな。その通りだ」

会長たちが言うにはその生物が何らかの形で体内に入り、何かを元に膨大な魔力を造り出すというところまでは分かったらしいのだが……
関口がどこでその生物に寄生されたのかもしくは自分で寄生したのかは分からないままらしい。

達也
「結局のところ…その生物は分からず仕舞いって事ですか……」

会長
「そうでもないぞ」

そう言うと会長はヒビキを見て言った。

感想

感想はありません。

「 ラスティ 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス