携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ノンジャンル >> 復讐のジャケット?【最終回】

復讐のジャケット?【最終回】

[481]  ミッシェル  2009-08-23投稿

「止めてくれ…頼む…」

モーガンは死の恐怖に怯えながら、後退りする。

「モーガン…。ライアンは、腹に二発食らって死んだんだよな…」

俺はそう言って、銃口をモーガンの腹部に向ける。

「ゆ、許してくれ…。お願いだ」

だが、俺が奴を許す筈がない。

俺は構わずに、

「まずはお前の腹に二発…」

「!?」

引き金を引き、モーガンの腹部に銃弾を二発浴びせる…。

「ぐぁっ!!」

モーガンは腹を抱えて、その場に崩れた。

「キャーッ!!」

モーガンの愛人であるキャシーという女が、恐怖に体を震わせながら泣き喚いた。

「パティは胸と首に一発…。そして顔に五発だ!!」

「止めてくれぇー!!」

だが俺は容赦せずに、

「まず胸に一発!」

モーガンの胸を撃ち抜く…!。

続けて間髪を入れずに、

「次は首に一発!」

「止めてくれ…お願いだ…く、首は‥」

俺は泣きじゃくるモーガンの首に狙いを定め、引き金を引いた…。

「……」

モーガンの首からは大量の血がドクドクと流れ出てくる。

やがて床は紅く染まり、大きな血だまりを作った…。

「ヒュッ…ヒュゥ…ヒュッ…」

モーガンはなおも、口をパクパクさせて俺に何かを訴えているが、俺は気にせず最後のトドメを刺す為にモーガンの顔面に銃口を向ける…。

「うぅ…顔に五発……パティ…辛かっただろうな…うっ…」

俺は次々に溢れ出る涙を手で拭いながらしっかりとモーガンの顔面に狙いを定める。

…そして。

俺は思いの丈を銃弾に込めて、モーガンの顔面を何度も撃ち抜いた。

玉切れになろうと、弾倉を入れ替えて何度も何度も銃弾を浴びせる…。

既にモーガンの顔はグチャグチャになり、最早原型を留めていなかった。

「パティ…ライアン…お前らの仇は…撃ったぞ…安らかに眠ってくれ…俺も…直ぐにそっちにいくよ…」









その後俺は自宅へ帰り、この血に染まったジャケットを脱ぎ捨てた…。








『復讐のジャケット』終

感想

  • 18992: 怖さとスリルの連続☆良い作品:ゅゅ [2011-01-16]
  • 19038: ゅゅさん、ありがとう。ミッシェル [2011-01-16]
  • 19076: 翔:長編に匹敵する内容の濃さでした。素晴らしい! [2011-01-16]
  • 19091: ミッシェル:翔、ありがとう(嬉) [2011-01-16]

「 ミッシェル 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス