携帯小説!(スマートフォン版)

兆し

[436]  オレンジ  2009-08-25投稿


それは静かに訪れる

降り頻る雨に
立ち込める霧に
降り注ぐ日差しに

ある日突然に訪れる

目の前にいるのに
腕を伸ばせは触れる事も
出来るのに

ふとした瞬間
君の姿を見失ってしまう

一緒に居る事が楽しくて
かけがえのない至福の時間だったはずなのに

いつの間に心の距離が
こんなに離れていたの?

君の中で何が起きたの

それとも僕が変わったの

見落とした兆しを探して
君の心の距離を埋めるため

僕の迷走は始まった


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