消えない力
バサッッ
またあの夢だ。頭が痛い。
この悪夢を何回見たか。
明日からは高校生だから、
ちゃんと寝なきゃ。
―――――\r
朝日が眩しい。
「重たい・・・・グハッ」
「なによ〜。
起こしにきた幼なじみに
おはようもなしに重たいは
ないんじゃないかな〜?」
ほとんど不法侵入じゃないか。
そんな視線に気付いたのか、
「文句あるの?」
「め、滅相もありません!!」
「私は心配してるんだからね。
あんたが一人で暮らすなんて
無茶するんだから」
だからって朝こなくても・・・
でも、一人で起きれないから何も言わないけど。
「朝ごはん冷めちゃうから
はやくたべてよ。」
「はいはい。」
幼なじみ・・・唯は可愛い。
性格と胸さえ気にしなければの、話しなんだけど。
「いただきまーす。」
勝ち気の性格に女としてありえないほどの強さ。
実際俺に以外勝てなかったことないけど、もうちょい自重してほしいところだ。
「はやく食べちゃってよ〜。
食器とか洗いたいし」
みそ汁でご飯を流し込む。
うん。うまい。今日も満点だ。
「ごちそうさま」
唯は・・・隣の自分の家か。
唯の親がマンションの経営者だったことに感謝。
取り合えず学校の準備をしておこう。唯にまた文句いわれるし。
そして、準備が終わった頃を見計らったかのように唯はきた。
感想
感想はありません。