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消えた30の瞳 ?

[392]  内田俊章  2009-09-13投稿
 「地図に、自信が無かったから、来なかったんだよ、あいつは!」

 野崎は、吐き捨てるように言った。


 「何て野郎だ!何が『様々な手を尽くしましたが……』だ!何もやってないのと同じじゃないか!」

 矢口は、斉藤が3日目の夜に、家族やマスコミに向かって発表した、言葉を思い出して、改めて怒りを露にした。

 「矢口!墜落したのは、この沢で間違いなさそうだな!」

 「ああ。絶対に探し出してやるゾ!」

 「おお!」

 2人は、矢口の父親が、足を滑らせた辺りまで戻ると、アチラコチラにポールを刺して、線の引き直しをした。

 するとやはり、その線は、大きく違っていた。

 そして、地図の間違いに気が付いた辺りまで来ると、矢口は又、ポールを突き刺した。

 今度は、スルスルと刺さって行った。

 そして、3m位で抵抗が無くなった。

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