携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 恋愛 >> ありがとぉ純ー三―

ありがとぉ純ー三―

[478]  シャイン  2009-09-17投稿
純と会ったのは
その謝恩会が最後だった…………………
純の両親は高校三年生の時の体育祭にもきてくれてシャインを応援してくれた

シャインは陸上部だったから当然メインのリレーのアンカーだった

女の子達はシャインのハチマキを手作りで作ってくれたが純が作った布もハチマキに入れてくれた
リレーもシャインの前の選手は陸上部の後輩でインターハイの選手だったがシャインと純のためにも絶対トップでバトンを渡すと意気込んだ

いろんな思いをのせた高校最後の体育祭のリレーは
トップでバトンを受けトップでゴールするという最高のカタチで幕を閉じた

実際は後輩が圧倒的リードをつけてくれたので
アンカーのシャインは
みんなと純のハチマキを右手でつかみ一周を
ガッツポーズのままゴールし
そのまま純の両親のもとに行き純の位牌にハチマキを添えた

別に計算してたわけではないが…
たまたまシャインの商業高校にシャインの高校のレベルより高い関西の大学から推薦入学の話が来た

会計学以外はロクに勉強しなかったシャインは
推薦にて関西の私大に入れた

一年のときに謝恩会で全裸になり停学経験のあるシャインは本来なら推薦対象外の生徒だったが
文化祭と体育祭でシャインが
純に見せたシャインの心遣いが先生方が感激したらしい

自分でも自分の行動がタマタマなのは自分が一番良く知っている

先生方や学校の皆が純に対しての虚像を作ったのも自分自身が一番わかってる…

俺(シャイン)そんなにエエやつちゃうのになぁ…
卒業式の日に式後に
純の家に第二ボタンを届けに行った

俺(シャイン)関西に行くけど見守ってな純!

なんかお前(純)のおかげで俺エエやつになって推薦で大学に行くけど
自分の実力でないことはわかってるよ

心から感謝し合掌した

高校一年んときに
貧弱でイジメを恐れたシャインは三年間に身体を鍛え

大学時代に始めた格闘技で才能を開花し
格闘技で希望の会社に入り30前半で上場役員も経験できた

…でも偶然…純のことがなければ推薦もされなかったろうし…今の自分は間違いなくなかったと思う

ありがとぉ純

心配せんでも
シャインはいつでも世界一カッコええ男でいるからな!
純に恥じぬように!

―完結―

感想

感想はありません。

「 シャイン 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス