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流星群

[430]  沙葉里  2009-09-22投稿
私は君の背中をばかり追いかけていた
貴方に誘われて行った散歩に感動したの

意味が分からないけど自分でも分からないけど好きだった

多分静かな優しさに癒されたからかな

無口な貴方は私の気持ちを知ってるくせにいつも頷くだけだったね

美しい夜空を見せてくれたあの夜はいつもの夢の中みたいだったよ

夢の中よりも鮮やかで貴方を見るとときめいた

沢山の星屑が暗い夜空にちりばめられた
私の思いは消して散らないよなんて貴方にしつこく言ったよね

貴方は少し鼻で笑ったの

流星群がキラキラキラキラ輝いて落ちていく

貴方は私に言ってくれた

君はこの空より輝いてるよって

うれしくて思わず泣いてしまったけど本当は可愛く笑いたかったんだから


それからすぐに貴方は星になった

私も星になろうと思った
でも私は今を生きている
貴方のいない世界でも生きるしかないと知ったから

この世界で私は星よりも輝いて貴方に見つけてもらいたいと願ってるから

貴方は星になって私を見守ってくれてるの

悲しい夜は貴方を見る

ずっと大切な一番星
私の心で輝いてる

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