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「好き」って言えたらいいのにな…7話

[347]  北海道Love  2009-09-22投稿
「何だよ…。まあ明日説明するか。ところで奈々が言ってたあいつって誰だ?」
拓也は、不思議に思ったが興味がなかったので聞くのを辞めた。拓也は、家に帰えって奈々にメールしようとしたが気が乗らなかったから辞めといた。
「明日、怒ってないといいけど…。」拓也は、少し心配したが何とかなると思っていた。
翌日、拓也は、奈々よりも早く学校に着いた。そしてしばらくすると奈々が席に座ってから拓也は、立って話しかけた。
「…奈々、俺昨日は、その…。」と言い終わる前に奈々が、
「昨日は、ゴメンね『大塚君』」
拓也は、その時に怒りではない何かを知った。
「あぁ。(もう奈々とは、関わらないよ。)」
拓也は、男友達の宮本と話す事にした。
「なぁ宮本、お前だったら好きでもない女が告白してきたらどうする?」
宮本は、口を開けたまんま固まっていた。でも少し考えてから 「…普通に断るけど?」
拓也は、呆れたように言った。
「具体的に言ってくれよ。」
「悪いけど俺、君の事そんな風に思った事ないから…。みたいな感じで?」
拓也は、納得したように言った。
「そんな風に断ればいいのか!
俺『好きじゃないから。』って言ったんだけどヤバイのか?」
宮本は、顔を赤くして、
「お前バカだなぁ!女にそんな事言ったら泣くぜ普通?」
拓也は、この時やっと奈々が言った意味が分かった。
拓也は、急いで奈々を探しに行った。
* 続く*

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