携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ノンジャンル >> 旅の記憶(アイドリング 1 )

旅の記憶(アイドリング 1 )

[346]  ヒロ  2009-10-08投稿
バイクに乗るには色々道具が必要になる。
聡は会社の帰りにバイクグッズショップによってみた。
ヘルメットにグローブと買い揃えたものの、ショップの中を歩いて見ると、あれこれ欲しくなる。
しかし、アウトドアコーナーの所で聡は教習所で話をした青年の言葉を思い出す。(一人で旅かぁ…余り現実味が無いナァ)暫く考えていたが、ニヤリと笑いその場を立ち去る。
聡のバイクライフと言えば、近くの、山や海への日帰りコースと、庭で洗車する位のバイクライフである。

(昔、この時代)この位の若者と言えば、徒党を組んで爆音で走っる暴走族か、派手な音と派手なカッコをして、峠道を飛ばして歩く走り屋とに分かれていた…と言っても一般的にはどちらも同じだろう。近くを通る度、「うるさい」と思う人が殆どで、良い音と思う人は少ない。
もっと迷惑なのは、取り締まる警察官で、休日前の夜だと言うのにご苦労様である。
もっとも、そういった若者は、車もバイクも簡単に自分も他人も殺してしまう「凶器」と認識していても、他人事なのである。その危険性も解らず、暴走により捕まえられた若者は「バカヤロウ」と警察官に吠えるのである。

どちらが…?

感想

感想はありません。

「 ヒロ 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス