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旅の記憶(ハイパワー 8 )

[310]  ヒロ  2009-10-17投稿
ブルの店に帰った二人
ブル、「ほら、ビールだ」
疲労困憊の聡、「あ、どうも」と言って受け取る。
ブル、「今日はここに泊まっていけよ。明日も休みだろ?」
うつむいたまま聡は、「ハイ…」
ブル、「ハ、ハ、ハ!疲れたか、まあビール飲んでみろよ」
聡はプルトップを空けて「じゃあ」と言った所で、ブルが「おう、お疲れ」と言って乾杯した。
聡は一気に半分位飲んで、「あー、うめぇ!」
ブル、「だろ?これが辞められないんだよ!」
聡、「ハ、ハッ!本当っす」
と、店の扉が開いた。
近所に住む?師匠?と呼ばれている初老が、パンクしたカブを持って来た。
師匠、「おい、何処行てった?また暴走族か?」
ブル、「師匠?まあそんな所ですよ」
師匠、「全く…」
ブル、「あぁ、パンクですか?治しますよ」
師匠、「あぁ、オイル交換も頼む」
ブル、「ええ、じゃあ」と言って作業を始めた。
その姿を目の当たりにした聡は驚いた。
聡、「えっ!?今やるの!?」
ブル、「ん?まあな」
師匠、「お、新顔だな?」
聡、「ハイ、聡です」
師匠、「ブルの友達で挨拶するヤツは初めてだな。宜しくな」
聡、「何で?師匠?なんですか?」
ブル、「将棋が強くてな、暇な時ここで将棋やってんだよ」

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