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旅の記憶(最北の地 5 )

[326]  ヒロ  2009-10-26投稿
火を眺めながらビールを呑む三人。
と、ブルが突然、「ちょっとその辺行ってみねえ?広い所に行くと星、綺麗だよ」
陽子、「行く!!聡、行こう!」
聡、「うん、行こう」
三人は気持ち千鳥足で歩き始めた。
沼に近づくと、満天の星空と水面に映る月。その景色に聡と陽子は絶句する。
ブル、「来て良かっただろ?ホテルとかじゃ、こんな景色は拝めないよ」
聡、「そうですよね」
陽子、「…綺麗…」
三人は、この夜景をしばらく眺めていた。

ブル、「そろそろ戻って寝るべ」
聡、「もう少し観ていたい様な…」
陽子、「ねぇ…」
ブル、「気持ちは解るが休んだ方が良い。寝不足で事故ったら、つまらん」
聡、「そうっすね。明日もあるし、陽子…休もう?」
陽子、「…そうね」
名残惜しいのは解るのだが、寝不足だと疲れやすく、判断力も低下する。バイク乗りとしては致命的なのだ。旅で気を付けなければならないのはここかも知れない。見知らぬ地に来ると、気を張っているのか良く休めない事が多い。一番怖いのは学校でも習うが、やはり家が近くなって気が抜けた時なのだろうが、バイクでの旅は精神的にも体力的にも疲れは蓄積し個人の能力によっては早くに危険な状態になるのである

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