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旅の記憶(最北の地 8 )

[326]  ヒロ  2009-10-27投稿
キャンプ場を後にする三台。少し遠回りだが日本海沿いに出る。
野寒布岬を周り稚内を越え、最北端の地?宗谷岬?に出た。
はしゃいでバイクを降り最北端の碑へ駆け寄る陽子と聡。気分は?絶頂?と言った所であろう
陽子、「来たねぇ、宗谷岬!バイクに乗って良かったぁ」
聡、「そうだね…ずっとバイク乗るぞ!」
ブル、「…さすがに夏だな、ツーリングが多い」
陽子、「ホントね。じゃあ記念撮影!」
ブル、「俺が写してやるよ」
聡と陽子は照れながらも寄り添い、最北端の碑の前で写る。
と、やはり聡は三人で写りたいらしい。近くの人に頼み、三人で写る。

聡はこの旅で成長したのだ。自分から他人に声をかける様な事はなかったし、仲間意識を持つ事もなかったのに…変わったのである。人との出逢いからなのか、自然の力か…
陽子も色んな事を受け入れるようになっただろう。
ブルはというと…何も変わらない。
まあ、彼の姿勢は全てを受け入れ、理解する…のだが時々、他人には理解に苦しむ行動を取るのが難点なのだが…人生を楽しんでいるのだろう。

三人はまたバイクに跨がり宗谷岬を後にする。今度は太平洋沿いを走りクッチャロ湖を目指した。

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