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旅の記憶(最北の地 10 )

[342]  ヒロ  2009-10-27投稿
クッチャロ湖を後にして、内陸を走り、あっさり温泉を見つけ入浴。
暗くなる前に、キャンプ場もなんとか見つけテントを張る。昨日はもたついていた聡と陽子だが、二度目となれば速くなる。陽子も1人でテントを張っていた。
陽子、「走った後はやっぱりこれよねぇ」と言い、ビールを取り出し聡とブルに渡す。
聡、「あ、どうも」
ブル、「お、気が利くねぇ、じゃあ先に乾杯するか?」
陽子、「じゃあ北海道にカンパーイ!」
聡、ブル、「カンパーイ!」と、三人はビールを呑む。
聡、「火はオイラが着けますよ」
ブル、「お、そうか?じゃあ」
陽子、「料理は私がするよ」
ブル、「食えるの作れよ」
陽子、「失礼ねぇ、これでも女よ!!」
ブル、「んー…心配…だよなぁ、聡」
聡、「…ノーコメントでお願いします」
陽子、「ちょっと!みてなさい!!」
ブル、「胃薬忘れた…」
陽子、「見返してやる!」
陽子はキャベツとつまみのベーコンを鉄板で焼き、それを鍋に移して昼に買った牛乳を入れて、塩、胡椒で味を整え煮る。簡単なのだが、咄嗟に作ったにしてはやるもんだと、聡とブルは感心していた。
陽子、「在るもので作ったわよ」
聡、「へー…」
ブル、「フーン…なかなかのもんだよ」

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