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旅の記憶(最北の地 12 )

[353]  ヒロ  2009-10-28投稿
キャンプ場2日目の夜。ほろ酔い気分の三人だが…
聡、「そういえば、ブルさんって、1人で旅してますよね。不安とか、寂しさは無いんですか?」
ブル、「人は常日頃、仕事の事やら家庭の事を色々考えてしまう動物らしい。こうやってバイクを運転しながら旅をしていてもさ、どっかで考えて不安になるだろ?…旅先の不安ってのは慣れると無くなってさ。さっき陽子が?気まぐれな旅?と言ったけど、その通りだよ。それぞれ興味や考えが違い、行動も当然違ってくる。こっち行ってみたいなぁ…とか、暫く眺めていたい時ってあるだろ?その思いに正直に行動する旅が出来るんだよ。それは団体では味わえない物が味わえるし、自然の迫力ってヤツは人間を洗濯するらしい…予定変更に回り道。何でもありなんだ。楽しいじゃあないか?それに昨日みたいに旅人と出逢うしな、寂しくなんかないよ」
聡、「1人旅かぁ…」
陽子、「洗濯ねぇ…バイクに乗れば1人だもんね。過去の事、考えたゃってた」
ブル、「人生観変わるかもな。帰って振り返ってみればいいよ」

見晴らしの良い所でキャンプをした三人。
星空を眺めながら、それぞれの思いを浮かべ、そして静かに眠った

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