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死神ジョージの恋物語★DRAGONLOVER番外編★2

[319]  木村蜜実  2009-11-07投稿
めぐみに恋をして1ヶ月…。

僕はまだ想いを伝えていない…。
なんだか…
めぐみの前に立つと
上手く話しが出来ない…。

「ジョージはいつもそうなの?(゚ω゚?)」
めぐみは休み時間になるとすぐに僕のトコロへ来るようになった…。
あまり話しをしない僕を不思議そうに見つめる。

「そうって??なっ…何が…?!Σ(゚ロ゚ノ)ノ」
僕はびっくりして、めぐみを見た。

「ん…?だから、いつも余り話しをしないのかなって…。(/・_・\)」
めぐみの表情はかわいい。
純粋で
素直な表情…。
僕はそんな表情にいつの間にか惹かれていたんだろう…。

「そっそんな事ないよ…。(^-^;)」
(緊張するなぁ…。)
ただ…。
彼女を見ると…
どうしても…切なくなる。

「今日…予定あるかな?レン君と帰る?」
めぐみが悩ましげな表情で僕を見つめた。

「いや…レンはサクラと帰るだろうから…なんで?」

「今日…一緒に帰りたいなぁって思って。(〃д〃)」
照れながら、めぐみはそう答える。

僕は、微笑んで
「いいよ。一緒に帰ろうか。(^-^)」
と答えた。

さっきから…
めぐみの背後が気になっていた…。

僕は、死神…。

人間の生死があとどのくらいかとかがわかる…。

死が近い人間は、背後の命の糸がくっきりと見える…。

めぐみの背後には
それがうっすらと見えていた…。



めぐみの死が近い…。



帰り道。
めぐみは落ち着きなく、僕を見たり、周りを見たり。

「どうしたの…?キョロキョロして…(?_?)」

「えっ??あっ…あのね…実はね。(〃д〃)」
めぐみの瞳が潤む…。

夕焼け空の下…。
彼女は僕の袖を引っ張り…。

「もし…迷惑じゃなかったら…あたしと付き合ってほしいの!!」
赤い顔をして
力強く僕に告げてきた。

僕は思わず抱きしめ…

「俺も、同じ事考えてたよ…。」
と想いを告げた。

めぐみは顔を上げ、
「ありがとう…。嬉しい…。」
と僕に微笑んでくれた…。

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