携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> その他 >> わからないままで[10]

わからないままで[10]

[593]  佑久  2009-11-13投稿
「あっ、秋里さんでしたか。失礼しました」

そう言って笑う途(←もう呼び捨て)に、何だか黒いものを感じてしまうのは、必要以上に疑い深くなっているからだろうか。

「えと……何で途……さんがここに?」

「そりゃ君、あれだよ、あれ。ほらぁ、転入生って奴ー」

はあ? 何で転入生がここに?
「新しいクラスに馴染めないって奴だよー。最初は頑張ってたけど、もう無理だってさ」

今は五月の初め。一ヶ月も持たなかったって訳か。随分脆い。私も人のことは言えないけれど。

感想

感想はありません。

「 佑久 」の携帯小説

その他の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス