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Another Love

[663]  サクラ  2009-11-13投稿
私はもう引き返せないのだ

叶わない恋をもう一度しようとしている
そして禁断の罪を今感じている

会いたい時に会えない…


どうしようもない感情

確かにここにある熱い感情

果てまで想像して
堕ちるまで想像して
わかっているのにわかってない

感情を押し殺せないでいる


私は あなたにまた恋をする―\n

第一章
〜出会い〜

出会いは ありきたり 私の友達の友達
気さくに話してくれる弘人
趣味が合う私たちはすぐに打ち解けた

二人とも洋服が大好きで 弘人の聴いてる音楽を私に教えてくれたり 買い物行ったり キャンプしたり…
毎日一緒だった

何回もキスしたり 抱き合ったり
遠くまで旅行行ったり…
私に色々なことを教えてくれた

でもそんな日々は長続きしない

短距離走みたいに突き抜けた

私は大好きだったのに、先に心が離れたのは、弘人の方だった

嫉妬する私に『束縛するな』とか、平気で他の女の子と遊んだり…

だんだん喧嘩が増えて、会わなくなって、辛くて不安で…
別れを切り出したのは私だったけど、先に冷めたのは、弘人の方だった
あの時の私たちは、まだ子供で 何も知らなかった
愛し方も 別れ方も

第二章
〜再会〜

あれから10数年が経った

私たちは二人とも田舎町から別々の都会に出た切り疎遠だった

お互いに知らない人と恋を繰り返し
私は田舎に戻って結婚していた
子供もいる

私は幸せで少し退屈な毎日を過ごしていた


〜6月のある日〜

久しぶりに順平のお店のカフェに行くと 順平と誰かと話していた

順平が目で合図
『莉奈があそこにいるよ。
莉奈!、弘人だよ』

ちらっとこっちを見て弘人が私のところに歩いてきた

『久しぶり。元気?』
『久しぶり』

『私の子供だよ。かわいいでしょ?』

『莉奈にそっくりじゃん』
『まぁね』

『ねぇ、弘人は結婚してないの?』
『してないよ』

『仕事は?』
『帰省したばかりだから探してるとこ』
『ニートなの!最悪ぅ(笑)』

『弘人!早くこっち来いよ。みんな待ってんぞ』

『ごめん。今行く』『莉奈ごめん、行くわ。じゃあね』

『うん』

(弘人は全然変わってないなぁ。でもまぁ、なんか若いね。独身と主婦って感じで、住む世界違うし…トキメキはないね。久しぶりの再会なのにね)
率直な感想

『ねぇ、莉奈ときめいたんじゃないの久しぶりに会って』
美沙子が茶化してきた

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