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ロストクロニクル8―18

[376]  五十嵐時  2009-11-14投稿
いつもロストクロニクルを閲覧して下さる皆さん、そして今回偶然ロストクロニクルをご覧になられた皆さん。
こんにちは、五十嵐時です。
今回始めにご挨拶させていただいたのは、私の手違いで8―18より先に8―19を投稿してしまった件です。
大変読みにくくしてしまってすみませんでした。
以後、気をつけます。
それでは!
改めまして、
私の記憶では、次はフラットが島の事についてタクトに語るシーンだったと思います。
挨拶が長くなりましたが、ロストクロニクルをご覧下さい!
PS.R11の漢字読めてますか?

「この島は僕達の祖先が住んでいた島なんです」
「祖先が住んでいた島?」
この説明だけではタクトには全く分からなかった。
「この国は元々、ルパスパラスというひとつの大陸でした。でも、大陸内での争いが激化して行き、それを見かねた女神が大陸を南北に分け、間に巨大な川を造り、ルパスに科学をパラスに不死鳥を各々に授け、それを使い、それぞれの国を守るようにした・・・ここまではいいですね?」
タクトは家でフィールに教えていた事を思い出し、頷いた。
「でも、唯一の例外がこの島です。女神は争いを止める為に大陸をふたつに分けただけなので、この島は見逃してあげたんです。さらに、争いを一切好まないこの島に科学より不死鳥より偉大な力を納めたそうです」
「そんな話、聞いた事がない・・・」
「そして、皮肉な事にその偉大な力を巡って今、ルパスがこの島で争いをしています」
フラットはそこまで言うと下を向いた。
「これは、争いなんかじゃないさ」

シルヴァとブロウは兵士達の目を掻い潜り、地面に隠してある自分達のアジトに続く木製の扉の前に立っていた。
「中には何がいるか分からない、気をつけろよ」
シルヴァは先に扉の中に入った。
そして、見つけた。
「お帰りなさい。鼠達の長シルヴァさん」
倒れている多くの仲間達の中で、優雅に紅茶を啜る傀儡がいた。
「R11がなぜこの島にいる!」
シルヴァは剣を構えた。
「R11をご存知ですなのか」
事務的な口調は変わらない。
「お前の能力は知っている。俺には利かないぞ」
シルヴァは目を腕で覆った。
「あれ?でも、後ろの方は心変わりされたようですよ」
シルヴァの後ろには目の色を変えたブロウがいた。

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