携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ノンジャンル >> スカバンburn!! 72 〜加藤の怒り〜

スカバンburn!! 72 〜加藤の怒り〜

[310]  きゃしー  2009-11-14投稿


「慶太、今日も部活、
行かんの?」

放課後、帰ろうとする慶太郎に
猛が聞いた

「うん。今日は達兄が
ドラム教えてくれるから」

「最近部活さぼってばっかやな。
他の奴ら、怒っ…」

「おい、慶太郎!
お前またサボる気なんか!?」

加藤が他の男子生徒をひきつれ
2人に近づいてきた。

「…」

「お前何様やねん!?
なんでお前みたいな奴が
試合なんか出れんねん!
調子乗んなよ!!」

加藤は慶太郎に詰め寄る。
周りにいた他の生徒は
遠巻きに二人の様子を
うかがっている

「なんか言えやあ!!」

加藤の声が響いた

「…こんなことしてる間に
練習したら?
俺に勝ちたいなら
練習すりゃええやん。
俺は練習なんかしてへんねんから
もっと練習すれば
俺より上手くなんのなんて
簡単やろ?
それとも、練習しても
俺に追いつけないくらい
お前は下手なんか?」

慶太郎のまっすぐな鋭い目に
加藤はうろたえた。

「…なっ…何偉そうなこと
ゆうてんねん!!」

「ごめんけど
俺急いでるから
帰りたいねん」

慶太郎は加藤の腕を振り払い
すたすたと歩いていった。

「…あいつ…!
覚悟しとけよ…」

感想

感想はありません。

「 きゃしー 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス