携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 学園物 >> いじわる先生 25 〜沈まない怒り、消えない殺意〜

いじわる先生 25 〜沈まない怒り、消えない殺意〜

[482]  るー6  2009-12-01投稿
「ようやく姿を現してくれて、私は今だと思ってあなたの写真を撮った…警察に見せるため…そして、あなたの人生を地獄へ落とすために。」
「…涼子。オレがなぜ、お前の両親を殺したか分かるか?」
「…なんなのよ。」
「お前の両親からオレは、金を巻き上げられた。騙されたんだよ。」
えっ…。涼子は口だけ動かした。
「詐欺にあった…ってこと?」
「あぁそうだ!お前の親が、オレを騙した!コツコツ貯めてた金を、一瞬のうちに持っていきやがった!」涼子は後退りしたが、気持ちは変わらない。
「でも、親を殺して、よく教師なんてやってられるわね。それに…優太が嫌いらしいけど。」
「言ったろ?オレは、正義感のある奴は大っ嫌いなんだよ!」
広い部屋に大声が反響した。
「オレは…最初は、お前の親が親切にしてくれたから、信頼したんだ。ダメな事はダメっていう、とても正義感のある2人だった。でも…結局裏切ったじゃないか!」
でも…だからって…
優太がたまたま同じ性格だから、暴力を振るったって…

いけない事だって分かっていた。でも、
優太がどうしても、涼子の親に見えてくるんだ…。
本当は涼子は、殺される運命。

…親が死んで悲しいんだったら、自分も親の所まで…逝けばいい。

「…。」
涼子は、これ以上反抗しなかった。
「私は、何も知らないで責めてた。」
「…。」
いじわる先生は黙っていた。だが…。
「でも、そこまでしなくてもいいじゃない。」
涼子は、怒りがおさまったようだった。
でも、いじわる先生の気持ちは、変わらなかった。
「オレは、お前を殺さないと…」
「…?」
「死ね!」

涼子は、銃でぶちのめされた…。

感想

感想はありません。

「 るー6 」の携帯小説

学園物の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス