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ユニゾンハーツ ?−2

[374]  ラスティ  2009-12-04投稿

???
「君たち、水無月さんの家の人たちかな?」

そこにはジーンズと長袖のTシャツに白いパーカーを着た女性がそこにいた。

達也
「はい……そうですが?」

???
「ああ、やっぱり。迎えの者です」

彼女はそう言うと頭を下げた。
僕と柚姫はそれにつられて一緒に挨拶をした。

達也
「桐原達也です。よろしくお願いします」

柚姫
「水無月柚姫です。よろしくお願いします」

???
「私は井隅奈々(いすみ なな)。大学生よ」

奈々さんはそう挨拶してくれた。
すると僕の後ろにいた裕也も奈々さんのほうを見た。

裕也
「奈々じゃないか!久しぶりだな!」

奈々
「ゆ、裕也?!あなた、どうしてここに!?」

裕也
「ん?……まぁ、なんだ…達也たちの付き添い……だな」

裕也は苦笑しながら奈々さんを見ていた。
どうやら二人は顔見知りみたいだ。

柚姫
「お知り合いですか?」

裕也
「ああ、弟子だった頃に行った合宿で知り合ったんだ」

柚姫
「そう……ですか」

そう言うと柚姫は横目でちらっと奈々さんのほうを見ていた。

奈々
「そろそろ行こっか。
車、待たせてるんだ」

そう言う奈々さんの後について行き、僕たちは外で待っていたワゴン車に乗り込んだ。

運転席には大柄の男性が座っていた。
ワゴン車は空港を出て、高速道路に入った。

奈々
「そういえば紹介が遅れたね。
この運転してくれてる人は佐賀良治(さが りょうじ)、槍の使い手だよ」

奈々さんがそう紹介すると佐賀という人はバックミラーで僕たちを一瞥すると視線を前に戻した。
余計なことは喋らないという性格みたいだ。

奈々
「これから合宿所まで時間があるから……これどうぞ」

そう言う奈々さんは和菓子を進めてきた。
ちょうど小腹が空いていた、僕たちは和菓子を受け取り、それを食べた。

だが………しばらくしてから僕たちは身体の異変に気付いた。

柚姫
「……なんだか…急に眠気が……」

達也
「柚姫も……?僕も…なんだけど………」

裕也
「っ……!奈々…!!まさか…さっきの和菓子に……!」

奈々さんは‘ごめんね,と言った時には、僕たちは眠りに落ちていた。

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