携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 恋愛 >> 運命の犬

運命の犬

[498]  森川 恵美  2010-01-06投稿
優しい風が吹いた。
なんだか少しくすぐったい。
後ろを見ると隼人が座っている。
隣には、犬が。
「その犬、どうしたの?」
桜(さくら)が聞くと隼人は優しい笑みを浮かべた。
「カリン、カリンだよ。」
隼人はマルチーズのカリンを抱きながら言った。
「そろそろいかなきゃ…、大好きだよ、桜…。」
隼人は桜の髪を優しく撫でるとカリンを抱きながら、行ってしまった。
桜は少し嫌な予感がした。
大丈夫、と桜は自分に言い聞かせた。

感想

感想はありません。

「 森川 恵美 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス