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いつもの場所で?

[474]  YOSI  2010-01-12投稿
『久しぶりです。この間は楽しかったし、私のメールや電話にも、付き合ってくれてありがとう。 たいていの、お客さんは、一回限りとか、メールしても返してくれないとか、あるんだけど、哲さんは必ず返してくれるから、ありがたいです。それに話していても、私に説教してくれたりとか、なんか本音で話してくれるから…お願いがあります。来月に学校の研修で、そちらに行きます。その間、日曜日が休みになるから、会ってもらえないかな?少しの間でも話がしたい』
とゆう、内容のメールが哲彦に届いた。 哲彦にとっては、嬉しいメールだが、麻由についてる、客のなかで、自分が、そのお願いを受けていいものか迷っていた。
「うーん…」
「先輩どうかしました。さっきから1時間くらい、眉間にしわ寄ってますけど。」
「ん?あ、いや特になんでもないよ。仕事のことじゃないからさ」
「はい?仕事じゃないんですか?まずいでしょ。今仕事中なんだから。」
「わかってるよ。俺も今気い抜いてたよ。」
「…ところで先輩。下原さんとは、どうなっます?」
「下原さん?…ああ、まだ始まったばかりだから、付き合うとか、その段階ではないよ。同僚だしね。彼女に対しては、いろいろと話しをしてからだな」
そうは言ったものの、哲彦にとっては、思い悩む部分でもあった。
(参ったなあ…。彼女は、なんで気にいったんだろう。俺なんか、結婚すらも、後輩のこいつに抜かされてんのになあ…。でも、せっかくだから会うか。)
多少の迷いもあった。
(プライベートで会うことが、いいことなんだろうか…いろいろな問題もあるしな…あいつにそうたするか)
あいつとは、義人のことであるが、こういったことで相談するのは、初めてである。
今まで、だいたい義人と哲彦の相談ごとの、やりとりといえば、9割方、哲彦が聞き役だからである。
(まあ、たまには頼ってみるか…もともとは、あいつの旅行から始まったわけだし…)
仕事を終えた、哲彦は、夜に電話で話せるようにメールをした。

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