recall project #37
第5章 驚愕
「おはよう。」
怜がいつものように廊下と接している席から声をかける。
「おはよう、れい。いつも早いな。」
現在の時刻は8時25分、いつも学校に着く時間より少し遅い。
「かい君が遅いんだよ。俺は10分にはもう着いてるからね。」
怜が壁にもたれ掛かって自慢げに言った。
「れいは真面目だな。」
俺がかばんを下ろし腕を組み言う。
「遅刻したら大幅減点だからね。そう言えばかい君、規律読んだ?」
怜は微笑み、そして聞き返してきた。
「えっ!?……昨日、ゲームしてたからすっかり忘れてた。」
「それまずいよ。とにかく、今日はおとなしくすることだね。」
「ああ、そうするよ……」
”キーンコーン……”
チャイムが鳴る。皆が一斉に急いで席に座る。すると同時に宮垣先生が入って来た。この8時30分からの5分間は朝礼を行い、一日の連絡等を行う時間だ。宮垣先生は挨拶をし、今日一日の連絡をし、生徒達にUSBを配った。俺はUSBのことをすっかり忘れていたのではっとした。USBを配り終わると、宮垣先生は教室から出て行った。
そしてしばらくするとチャイムが鳴った。すると知らない先生が入って来て、教卓の前に立つ。
「Everyone stand up!」
生徒達はいきなりの先生の声に驚き、ゆっくり立ち上がる。
「Hurry up!」
先生が急かすように叫ぶ。生徒達はすぐに立ち上がった。
「OK! Good morning!」
「Good morning…」
半分くらいの生徒が小さな声で囁くように言った。
「One more! Good morning!!」
先生は怒るように言った。
「Good morning!」
大きくはないが皆が声を揃えて言った。
「Good! Sit down,please.」
先生の声で皆が座る。みんなが座ったことを確認して話しだした。
「はい、よろしい。これからの挨拶はこのように行うので、覚えておくよう。」
一瞬の静寂の後、すぐに先生は話し出した。
「まぁ、最初だから自己紹介しておこうか。私の名前だが、松葉靖之といいます。よろしく。」
松葉先生が簡単に自己紹介を済ませた。
「おはよう。」
怜がいつものように廊下と接している席から声をかける。
「おはよう、れい。いつも早いな。」
現在の時刻は8時25分、いつも学校に着く時間より少し遅い。
「かい君が遅いんだよ。俺は10分にはもう着いてるからね。」
怜が壁にもたれ掛かって自慢げに言った。
「れいは真面目だな。」
俺がかばんを下ろし腕を組み言う。
「遅刻したら大幅減点だからね。そう言えばかい君、規律読んだ?」
怜は微笑み、そして聞き返してきた。
「えっ!?……昨日、ゲームしてたからすっかり忘れてた。」
「それまずいよ。とにかく、今日はおとなしくすることだね。」
「ああ、そうするよ……」
”キーンコーン……”
チャイムが鳴る。皆が一斉に急いで席に座る。すると同時に宮垣先生が入って来た。この8時30分からの5分間は朝礼を行い、一日の連絡等を行う時間だ。宮垣先生は挨拶をし、今日一日の連絡をし、生徒達にUSBを配った。俺はUSBのことをすっかり忘れていたのではっとした。USBを配り終わると、宮垣先生は教室から出て行った。
そしてしばらくするとチャイムが鳴った。すると知らない先生が入って来て、教卓の前に立つ。
「Everyone stand up!」
生徒達はいきなりの先生の声に驚き、ゆっくり立ち上がる。
「Hurry up!」
先生が急かすように叫ぶ。生徒達はすぐに立ち上がった。
「OK! Good morning!」
「Good morning…」
半分くらいの生徒が小さな声で囁くように言った。
「One more! Good morning!!」
先生は怒るように言った。
「Good morning!」
大きくはないが皆が声を揃えて言った。
「Good! Sit down,please.」
先生の声で皆が座る。みんなが座ったことを確認して話しだした。
「はい、よろしい。これからの挨拶はこのように行うので、覚えておくよう。」
一瞬の静寂の後、すぐに先生は話し出した。
「まぁ、最初だから自己紹介しておこうか。私の名前だが、松葉靖之といいます。よろしく。」
松葉先生が簡単に自己紹介を済ませた。
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