携帯小説!(スマートフォン版)

[692]  VISIA  2010-02-03投稿
昨日も、今日も
そして恐らくは、明日も

さみしく死んでいく人は数多く…


だから、
家族に見守られながら、先祖の墓という布団に眠られるのは、


なんと幸せな事だろう。

今になって初めて気付いたよ…ああ、遅すぎた。


私の身元を示すのは、
もう書類一枚だけになってしまったよ


隣で泣いてくれる人など私には、

…いないのだな


ああ、
さみしい人生だった…

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