携帯小説!(スマートフォン版)

証明

[384]  ブランキー  2010-02-18投稿
誰かの影法師
西日に消えていく。

僕は世界の端っこで
肩を震わして
地平線を見つめる。

誰かが残してきた
小さな証明は
車輪の下の轍が語る。

この軌跡はいったい
どこまで続くのかな。
何だか少し羨ましい。

僕の車輪は錆びれてる
これが僕の成れの果て

もしもまだ動くのなら
大きな悲鳴を
上げながらでもいい。

限りない永劫の中で
僕をどこまでも
つれていけ。

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