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夏と雪4

[500]  吉川祐護  2010-02-21投稿
クソッ
なんでこんなことに…
と、夏目は心の中で後悔していた。
幼なじみのお願い(強制)で連続殺人犯を捕まえることになったのだが何の手がかりも無く、まだ寒い夜の街を、2人で見回り(白雪は散歩)をしていた。
♪〜♪〜〜〜
夏目の隣から鼻歌が聞こえる。
鼻歌を歌っているのは犯人探しを言い出した白雪だった。
かなりご機嫌だなぁと夏目は思いながらとりあえず質問。
『白雪、どうやって犯人を探すんだ?』
『え〜とね〜』
『何も考えてなかったと、思ってもいいんだな!』
『失礼な!』
と焦りながら白雪は犯人探しの方法を考えていた。
それを見ながら夏目は苦笑していた
すると白雪は突然思いたった。
『張り込み捜査なんてどうかな?』
『犯人の顔もわからないのに張り込みなんてできるか!』
即却下。
『囮捜査ならどう?』
『危険すぎる却下』
う〜〜〜と不満な顔で白雪は夏目を睨んでいた。『夏ちゃんは文句ばっかりだね』
白雪は拗ねた表情でブツブツ言っていた。
『そもそも警察だってまだ容疑者すら見つけてないんだぜ、俺達が見つけられる訳ねぇだろ?』
『んじゃ作戦会議しよ♪』
と白雪が指差した先はファミレス。
こいつ真面目に捜査する気ねぇなと、思いながら白雪と一緒にファミレスに向かった。
ファミレスに入り夏目と白雪はとりあえず空いてる席に座った。
夏目はとりあえず一服するかと、思いながらポケットからタバコを取り出し口にくわえた瞬間に白雪にタバコを取られた。『何するんだよ?』
『乙女の前で煙草はダメだよ』
『どこに乙女がいるんだ?』
夏目がそう言った直後正面から拳が飛んできた。ガツンと、夏目の鼻に命中。
夏目は、鼻からドクドクとでる鼻血を止めながら言った。
『いきなり何しやがる』『夏ちゃんが変な事言うから手が滑ったんだよ』白雪はニコニコしていたがまだ拳は握ったままだった。
定員が注文を聞きに来たので夏目達はとりあえず注文。
夏目はドリンクバーを頼んだ。白雪はハンバーグ定食を注文した。
『で…どんな作戦でいくんだ?』
鼻を押さえながら夏目は白雪に質問。
『まずね〜被害者から調べよう♪』
『被害者からか…なるほどお前にしてはいい考えだ』
また拳が飛んできた
『次は無いよ夏ちゃん』『はい…すいません』
と馬鹿なやりとりをした後料理を食べ今日は解散となった。
明日からは、被害者を調べることとなった

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