携帯小説!(スマートフォン版)

[378]  東雲  2010-02-23投稿
貴方が私に優しく接する度
私の胸に棘が深く突き刺さる

貴方が私を大切に守る度
私の胸の中の棘が膿む

イタイ イタイ クルシイ クルシイ

優しくされたことなんてないから…
だから貴方が棘だと思っていた

私は戸惑い棘を取ろうとした
すると誰もいなくなった

そうか…

いつの間にか私自身が棘となっていた
私を傷つけいたのは私だったのだ

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