携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 詩・短歌・俳句 >> 親愛なるあなたへ

親愛なるあなたへ

[567]  オレンジ  2010-03-23投稿


幼い頃
周りの全てが輝いてた
そんな場所で
あなたと出会った

泣いてる私を見て笑ったね

その素敵な微笑みは
まるで魔法みたい
見とれてる間に
涙は止まっていたの

その時
私の世界は動き出したわ

それはオルゴールの様に
ゆっくりと静かなメロディを奏でながら廻り出したの


あなたはだぁれ
どこからきたの

謎が謎を呼ぶように
人が人を呼ぶのね

あの日から
ずっと一緒だったね
いつも不思議に思ってた
あなたの側だと安心出来る前世から知ってたみたい

授業や読書で得られる
知識よりも
あなたと話して
得た事の方が
数倍も素晴らしく
貴重だったわ

貴方が私を呼んでくれたの私が貴方を呼んだのかしら

流れる時間は止まらない


願いは叶うと
信じてた子供はいつか
夢は夢だと
諦めてしまうように
輝いていた景色も
いつしか色褪せてゆく

けれど

いつまでも側にいてね
暖かな日差しの様な
微笑みをなくさないで
私に見せていてね

もっともっと近い場所で
あなたをずっと
感じ続けていたいから

感想

  • 36559: 素敵な作品です☆シャイン [2011-01-16]
  • 36589: ありがとうございます*オレンジ [2011-01-16]

「 オレンジ 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス