携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ノンジャンル >> 第二部「野獣の終焉」下

第二部「野獣の終焉」下

[364]  2010-03-23投稿
野獣と距離をとり
吐き捨てた

警察沙汰になったら
どっち(僕と野獣)が
社会的に傷つくかな…



野獣は折られた腕を
押さえて立ち上がった

「後輩を売るんですか」

野獣は絶叫した




僕は笑って言った

「俺には俺の前で
足を組む後輩なんて
いないわ!
もうすぐ警察来るから
負け犬は散れ!」

厳しく言った



野獣なりに計算し
警察沙汰になった時の
自分のマイナスを
計算したようだ



…お邪魔しました…
もう先輩の前に顔は出しません…


そして
昔のように愛嬌のある
笑顔で言った


「先輩には
保身ちゅうもんは
ないんですか…
変わりませんね〜」



僕は野獣の
(気持ちの)白旗が
見えたので

カウンターに座り
静かに言った

「まっお前の
唯一の先輩やからねぇ」


野獣は
再び笑い…
背を向けて去って行った


〜エピローグに続く〜

感想

  • 36590: 翔:仁義なき中体育会系の厳しい上下関係でキメてくれましたね! [2011-01-16]
  • 36606: 翔さん野獣にもおそらく先輩後輩の甘さがあったと思います [2011-01-16]
  • 36607: 作者♪ [2011-01-16]

「 我 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス