携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 恋愛 >> 照れ隠し。

照れ隠し。

[629]  水時間@K  2010-03-25投稿

君はいつでも真っ直ぐ過ぎるんだ。
そんな君に惹かれたのは僕だけど。

いつでも僕は僕のことばかりで 好きなのに君に好きと言えない。


恥ずかしかったから顔を背けたまま、藍色の箱をずいっと君の前に出す。

「何?」

君は目を丸くした。

箱の中に入ってるものは、指輪とメッセージカード。


“今までも、これからも、ずっと愛してる。結婚しよう”


君は笑いながら涙を流した。

僕は笑いながら 君を抱きしめた。


「愛してる」とは言えなかった。だけど、聞こえないくらい小さな声で
「好きだよ」って言えた。

感想

感想はありません。

「 水時間@K 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス