携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 恋愛 >> さよなら私の初恋

さよなら私の初恋

[541]  うさちゃん  2010-04-04投稿
あなたが他の人、好きなのは知ってましたー・・・

「稟!彼だよ!!」

バッ

「本当だっ!」

カシャッ

「稟…やめなよ…ストーカーみたい…」

「いいの!」

「♪」

あなたの事を好きになってたのは、春だったね。桜が舞って、あなたを見つけた。とてもいい顔をしてた。それが、あたしの初恋だったよ。でも---

「あーやっぱり彼女いたんだね。」

「誰の?」

「稟っ!?」

驚いてる…?その時は、分からなかったけど、気をつかってくれていた。

「稟の好きな彼・・・彼女いるんだよ…」

「え?」

「ほら!!あれ!!」

本当…付き合ってるんだ…

「ありがと…教えてくれて…じゃあ…」

いたくなかった、その場にいたくなかったの。あなたを、見ているのが辛くて、彼女と笑いあってるのを、見ているのが辛くて、最後は逃げ出してしまった…情けなくて…でも・・・あんなに好きだった人を、諦めるのは辛い…諦めねたくは、ないよ…?でもね、あんな嬉しそうな、笑ってる彼を見ると、「諦めねなくちゃな」って、思うの。だからねー・・・・・・

-さよなら私の初恋-

感想

感想はありません。

「 うさちゃん 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス