ほっぺキングダム 18 〜配電室で出されたパスワード!〜
幸い人は誰もいなかった。みーくんは内側から鍵をかけ、息を殺す。
「まさか…配電室には敵は来ないと思うぜ。」
有馬は小さな声でみーくんに言った。
「でも、電源を切ったら、来るじゃん。」
しのたくは早速パスワードの解読作業に入る。
徐々にサイレンのせいか、外が慌ただしくなっていった。時々怒鳴り声も響いてきて、大変なようだ。
みーくんは有馬に耳を塞がれ、
「安心しろ?みーくんは俺が守る?」
「…。」
耳を塞がれてても、口の動きで分かった。
偉そうで、自己中で、すぐカッとなる奴だけど、やるときはやるんじゃん。
みーくんは嬉しかった。
『問1
僕の名前は?』
しのたくのパスワード解読の速さといったら凄い。
「小林空(様×10)」
『ピンポーン?!じゃ、電源オフ!』
一斉に、電気の供給が止まる。
「じゃ、僕についてきて。」
おかたくのほっぺの光をたどって、3人はついていく。
「早くしないと…。有馬。この棚をどかして。」
おかたくの力ではどうにもならない棚だった。
有馬の力の見せ所?
「おりゃあ!」
棚の奥には、なあんとびっくり!ベタな隠し通路!
「ここまで知ってる人は少ないから。」
4人が隠し通路に入ると、しのたくは魔術で入り口にバリアを張った。
「電力の供給が止まったということは、僕らの居場所は配電室…と分かっちゃうことになるから…」
「だからバリア張ったのか!?」
有馬はようやく気づいたようだ。
「まさか…配電室には敵は来ないと思うぜ。」
有馬は小さな声でみーくんに言った。
「でも、電源を切ったら、来るじゃん。」
しのたくは早速パスワードの解読作業に入る。
徐々にサイレンのせいか、外が慌ただしくなっていった。時々怒鳴り声も響いてきて、大変なようだ。
みーくんは有馬に耳を塞がれ、
「安心しろ?みーくんは俺が守る?」
「…。」
耳を塞がれてても、口の動きで分かった。
偉そうで、自己中で、すぐカッとなる奴だけど、やるときはやるんじゃん。
みーくんは嬉しかった。
『問1
僕の名前は?』
しのたくのパスワード解読の速さといったら凄い。
「小林空(様×10)」
『ピンポーン?!じゃ、電源オフ!』
一斉に、電気の供給が止まる。
「じゃ、僕についてきて。」
おかたくのほっぺの光をたどって、3人はついていく。
「早くしないと…。有馬。この棚をどかして。」
おかたくの力ではどうにもならない棚だった。
有馬の力の見せ所?
「おりゃあ!」
棚の奥には、なあんとびっくり!ベタな隠し通路!
「ここまで知ってる人は少ないから。」
4人が隠し通路に入ると、しのたくは魔術で入り口にバリアを張った。
「電力の供給が止まったということは、僕らの居場所は配電室…と分かっちゃうことになるから…」
「だからバリア張ったのか!?」
有馬はようやく気づいたようだ。
感想
感想はありません。
「 るー6 」の携帯小説
- ROOM 24 〜かかってこい、俺が絶対守る〜
- ROOM 23 〜殺してやろうか〜
- ROOM 22 〜岬の異変〜
- ROOM 21 〜許さない、理性の限界〜
- ROOM 20 〜裏切りなしで過ごしたい〜
- るー6日記 1月30日 〜水戸市とは〜
- ROOM 19 〜絶望〜