携帯小説!(スマートフォン版)

[384]  東雲  2010-04-30投稿
空を見上げれば夕陽
街が茜に染まりゆく
何が悲しいわけでない
嬉しいのか虚しいのか
さえも俺にはわからぬ

ただ美しいとしかわからぬのだ

背後から夜がせまる
夕陽が逃げるように
夕と夜の間に生きる茜
何かを悟らせてくれる
また一日を生きて良い

そんな風に俺を慰めてくれるのだ



明日もまた此処で夕陽を見よう


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