携帯小説!(スマートフォン版)

死別窓口

[505]  ニコル  2010-05-01投稿
目を閉じたら



君のいない世界を見ないですむ



そう思って目を閉じるけど



君は消えやしない





君は僕の瞼の裏側にいた



心の中にいた



君と歩いた道や



君と見た真っ赤な夕焼け




君が好きだと言ったケーキのお店




君と過ごした思い出が



僕の中にはたくさんあった



だけどそれが今はただつらい





目を開けたら君が立っているような気がして



瞼を持ち上げると



君のいない世界がただただ広がる





僕は君と一緒に生きていく




君のいない世界で

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