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ほっぺキングダム 33 〜みーくんを助ける方法。それは究極中の究極だった〜

[318]  るー6  2010-05-11投稿
「…しのたく、それ本気で言ってるの?」
しのたくに聞き返すおかたく。
そう、この方法は、おかたくも口を閉ざすくらい、いやな方法だった。
「本気だ。」
「しのたく…バカ言うなよ?」
「じゃあ、それ以外あるのかよ。」
「ない…けど、僕は嫌だ。」
おかたくはしのたくの肩に手を置いた。
(おかたくやら、しのたくやら、ややこしいね?ナレーターです)
「嫌なんだ…。僕はその方法。」
しのたくは、
「嫌なのも分かる。でも、僕はこの、有馬の仲間になった以上、…。覚悟を決めていた。」
「…そんな?」
おかたく落ち込み。
すると、有馬が戻ってきた。みーくんの死から完全に立ち直ってはいなかったが。
「俺…もう行けるよ。」
2人は頷いた。
「じゃ、行こうか。」
3人は地上へ続く階段の扉を開けた。
有馬はみーくんをおんぶして、おかたくのほっぺの輝きのもと進んでいく。
みーくんの体は冷たい。その冷たさが有馬の体にしみ渡る。しかし、絶対にみーくんを置いて進むことは出来なかった。
…その時!
「下がって。」
しのたくの目は1つを捉えていた。
みんな、覚えてる?坂入くんが、ダイナマイトを仕掛けたんだよ?
「あれって、もしかして…」
有馬は疑う。
「ダイナマイト?」
おかたくは勘づく。

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