ほっぺキングダム 37 〜みーくんが伝えたかったたった1つの約束〜
みーくんとは思えないような低い声。
「確かに、坂入くんは黒幕になった。でも、僕らの友達だった…。その思い出を忘れないでよ…?」
「今は違うんだよ!」
有馬は逆ぎれ。
「じゃあ、今坂入くんを殺せるのかよ?」
「あぁいいよ。あんな奴すぐに…。」
有馬はすたすたと歩いていこうとした。
「2人ともやめにしようよ。」
おかたくが有馬を引き止める。
「いいよ…。どうせ俺はバカだから…。」
「とにかく、みーくんも落ち着こう?」
みーくんは怒りを抑えて有馬に普通の声で言った。
「そんな事したら、有馬は嬉しいかもしれない。だけど、僕の身にもなってよ。おかたくも少しは分かってよ。坂入くんは僕の大切な友達だから…。」
有馬のこぶしが、ゆっくりと開かれていった。
でも心は、
「みーくんの言いたい事はよく分かった。…でも、坂入はきっと俺たちにとって大きな壁になると思う。」だった。それに対してみーくんは、
「たった1つ、約束して。」
「…。」
「坂入くんを殺さないで。」
2人には、難しい約束だった。
おかたくは悩んでいる。でも有馬は、
「…ウイッス?」
小さく返事してくれた。
「ありがとう。」
みーくんは、心から嬉しいって感じた。
きつく言ったことを謝って、有馬を立たせてあげた。「その約束…絶対守る?」「僕も…じゃあ守る?」
おかたくも便乗した。
「おかたく…ありがと。」「あ、それよりしのたくは?」
「確かに、坂入くんは黒幕になった。でも、僕らの友達だった…。その思い出を忘れないでよ…?」
「今は違うんだよ!」
有馬は逆ぎれ。
「じゃあ、今坂入くんを殺せるのかよ?」
「あぁいいよ。あんな奴すぐに…。」
有馬はすたすたと歩いていこうとした。
「2人ともやめにしようよ。」
おかたくが有馬を引き止める。
「いいよ…。どうせ俺はバカだから…。」
「とにかく、みーくんも落ち着こう?」
みーくんは怒りを抑えて有馬に普通の声で言った。
「そんな事したら、有馬は嬉しいかもしれない。だけど、僕の身にもなってよ。おかたくも少しは分かってよ。坂入くんは僕の大切な友達だから…。」
有馬のこぶしが、ゆっくりと開かれていった。
でも心は、
「みーくんの言いたい事はよく分かった。…でも、坂入はきっと俺たちにとって大きな壁になると思う。」だった。それに対してみーくんは、
「たった1つ、約束して。」
「…。」
「坂入くんを殺さないで。」
2人には、難しい約束だった。
おかたくは悩んでいる。でも有馬は、
「…ウイッス?」
小さく返事してくれた。
「ありがとう。」
みーくんは、心から嬉しいって感じた。
きつく言ったことを謝って、有馬を立たせてあげた。「その約束…絶対守る?」「僕も…じゃあ守る?」
おかたくも便乗した。
「おかたく…ありがと。」「あ、それよりしのたくは?」
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