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ぼくとぼくの人生

[784]  タク  2010-05-25投稿
今、仕事中…
頭がぼーっとして、やる気なぃ。
まぁいつもの事。

ぼくゎ高校卒業して、すぐ牧場の仕事をした。
理由?それは…


「あ〜百万円落ちてないかな〜」
いつもの口癖…
牧場ゎ広い。ぼく一人。
従業員ゎいっぱいいるけど、嫌な仕事ゎいつも、ぼく。
だから、ぼく一人。
そんなこんなで、二年がたった。

ある日、猫がきた。
一番高い所に登って、ぼくを見る。
「お前も、一人?」
猫ゎジーっと見る。
一時間、二時間、三時間。
まだいる。
結局、その日ゎずっと、そこにいた。
世の中…金。
ぼくゎこの会社に入ってから、ずっとそれだけで生きてきた。

「あっ!今日もいる。」
今日で三日目だ。
ご飯食べてないのかな…
安月給のぼくにゎノラ猫に、ご飯あげるお金がなかった。
ってか、ぼく自身、一日一食だった。
五日目、今日ゎすごい雨。
猫ゎ珍しく、地べたにいた。しかも、はじっこ。
よーく見たら、凍えていた。
初めて近づいた。
雨でベチョベチョのぼく見て、猫ゎぼくの手を噛んだ。
「ごめんね。」
次の日、今月最後の150円を持って、スーパーへ。
買った物。
いつものパン…じゃくて、牛乳。
牛乳を持って、猫の所へ。
「今月最後の150円だったんだからな」
給料日まで、あと2日間。
「まっなんとかなるよ」
猫ゎジーっと見る。
ゆっくり、きた。
「噛むなよ」
昨日噛んだ傷口を見てる。


ゆっくり傷口を舐めた。
そして牛乳を飲んだ。
「世の中…金じゃない!」
そう言って、家を飛び出した事を思い出した。
そして、緑が、いっぱい。空気が、きれい。
お金でゎ買えない所を探して、ここにきた。
次の日、猫ゎいなかった。
「ありがとう」
また、一から頑張れる気がした。

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